友達の輪716号(2026年7月5日発行)
ふぁみーる音楽教室主宰 菅俣 佐紀子さんへ
【本紙】 音楽教室はいつから始まったのですか?開いたきっかけはあるのですか?
【菅俣】(敬称略) 令和4年4月4日からです。全部4で並んでいるのはそういう風に出来るタイミングでもあるなと思ったのもありますが、どちらかといえば偶然ですね。元々は自宅で教えていました。こういう教室って大抵最初は自宅じゃないですか。他の仕事をやりつつ、細々と15年くらいやっていました。生徒さんが増えてきたというのもありますし、自分の教室を持ちたいという気持ちもありましたので、思い切って開いたのです。
【本紙】 専門で教えている楽器はなんですか?
吹奏楽部でフルートを
【菅俣】 フルートとピアノです。音大ではフルートでしたが、ピアノは幼稚園の頃からずっと習っていました。私は手が小さく、指も短いためピアノを断念したところもあります。ピアノの鍵盤の1オクターブがかなりギリギリで、それが出来ないと演奏できる曲もかなり狭まってしまうのです。私は青森県の出身ですが、中学から吹奏楽部でフルートを始めました。そのフルートに魅力を感じるようになり、進学した青森山田高校までずっと吹奏楽部でフルートをやっていました。大学進学の際、ピアノかフルートでずっと悩んでいました。ピアノだったら、私の地元である青森にピアノ科のある短大がありましたが、フルートだと神奈川の昭和音楽大学と悩みましたが、最終的に昭和音楽大学に進むことにしました。
【本紙】 青森山田はスポーツが強いですよね。吹奏楽部は引っ張りだこだったのでは?
【菅俣】 そうなんです。甲子園にも2回行きましたし、スポーツの応援でいろいろなところに行きましたし、自分たちの大会でも日本国内いろいろなところに行きましたね。
【本紙】 プロの道に行こうとは思わなかったのですか?
フルート専門の老舗楽器店
【菅俣】 プロの演奏家は本当に一握りの方が行ける場所です。そこまで目指すことはありませんでした。大学4年生の時に、村松楽器というフルート専門の有名なお店に声を掛けていただき、西新宿にある本社の方に大学卒業と同時に勤めさせていただきました。お店に来る方は、当然フルート奏者ですので、自分で吹けないと話も出来ませんし、お勧めをすることもできません。好きなことをやれていたので、非常に楽しく5年程仕事をさせてもらいました。結婚して子供が出来たのを契機に退職しましたが、根っこの部分は音楽ですし、親に音大まで出させてもらっているので、音楽教室を細々と続けながら、他の色々なところで違う仕事をしたりしていました。お義姉さんが看護師でしたから、その関係で医療事務の資格も取って、小児医療センターで働いていた経験もあります。おかげで、視野が広がったところもありますし、多くの出会いもありましたから良かったと思っています。時にはどうしてこんなことをやっているのだろう?と思ったこともありましたが、恩師の「置かれた場所で輝きなさい」という言葉を思いながらやってきました。
【本紙】 教室には何名くらいらっしゃるのですか?
3歳から上は86歳
【菅俣】 在籍しているのは50名くらいで、基本的にマンツーマンで教えています。音楽のジャンルはクラシックになります。年齢は3歳から上は86歳までと幅広いですね。レッスンは大人の方は月2回で子供は毎週来る子が多いですね。でも、年間40回と決めてはあります。レッスンは平日午前中が大人の方です。時間はまちまちで、1時間しっかりやる方もいますし、フルートとピアノ両方で1時間という方もいらっしゃいます。子供はだいたい30分位です。今のところ教室の休みはありません。最初は土日を休みにしようと思ったのですが、問い合わせもきますし土日しか来られない方もいますから。ただ、終日ずっとレッスンがあるわけではなく、午前中が空いたりすることもあるので、私はそれを自分の休みと思うようにしています。
【本紙】 大人の方のレッスン動機などはいかがですか?
【菅俣】 弾きたい曲があるという方もいれば、子供の頃にピアノをやっていたのでまた弾けるようになりたい。家にピアノがあるけど、誰も弾いていないので弾けるようになりたいなど様々ですね。
【本紙】 全く未経験の方も来ると思いますが、そういう方でも弾けるようになりますか?
【菅俣】 吸収という点で言えば、やはり子供よりもゆっくりになってしまいますが、弾けるようになります。目で譜面を追いますし、音を出すために指を動かしますし、音も聞くといろいろなところを使いますから脳トレにもなるのです。
【本紙】 楽譜が読めなくても?
【菅俣】 読めなくても弾けますが、読めた方が絶対にいいですね。ただ、強制するような感じではなく、ドレミを書いてもらって、それをなぞるように音を出すといった感じで楽しめるように工夫していきます。やってみたいなと悩んでいる方もいると思います。そういう方にこそ一回でもいいのでぜひ来てほしいと思います。30分の体験コースもありますので、お気軽に来てほしいです。
【本紙】 大人のピアノ、いいですね。ご自身のご趣味や、やりたいことなどありますか?
楽しもうよ
【菅俣】 趣味というか今楽しんでいることは、息子のお弁当作りです。毎日作っていますので、どんな風にするか形からイメージするようにしています。例えば棒状のものでまとめようと思ったら、おにぎりも三角ではなく縦長にしておかずも春巻きなどといった棒状のものを入れたりしますね。あとはそこに色合いを考えたりします。特に習ったということはなく、パット思いついたものや、インスタグラムからヒントを得たり、私が中学の頃、母が毎日お弁当を作ってくれていたので、その影響もあると思います。そして、やりたいことは、この教室をずっと続けていきたいということですね。それから、フルート、バイオリン、ピアノで「ディヴェルテンテ」というトリオを組んで演奏活動をしています。イタリア語で「楽しもうよ」という意味です。演奏活動も教室と同じくらい続けていきたいと思っています。コンサート形式も1回開きましたが、ウェルスのランチコンサートや、ママラボにお呼ばれした先での活動が多いですね。
【本紙】 幸手に音楽があるというのはいいことですよね。では、お友達をご紹介ください。
【菅俣】 姉妹で手作りパンを作られているcimaiの中島真紀子さん三浦有紀子さんを紹介します
【本紙】 ありがとうございました。これからも地域の音楽文化に貢献ください。(菅俣さんはとても明るい方で音楽を楽しみながら教えてくれるように感じました。)









